⚠ MAAS 3.4 Beta3で確認した内容なので今後変更される可能性があります
MAAS 3.3にはハードウェア同期スクリプトが一時ファイルを削除しないバグあり、MAAS3.4を使用していたのだがこのバージョンからKVMの項目にVirshがなくなっていることに気がついた。 以下は、3.4.0~rc1-14295-g.7a525f669で確認した。 ※MAAS 3.4からUIが変わったのでメニューが縦配置になっている
現状、最新のstableバージョンである3.3.4-13189-g.f88272d1eには存在している。
なお、後方互換性のためかMAAS3.4以前にVirshホストを追加した状態で3.4にアップグレードすると、Virshの項目がメニューに生えてくるようだ。
この状態ならVirshホストを追加することもできる(なんで???)。
事前に告知があったのか確認したが…
What is new with MAAS 3.4を読んでみたが特にVirshについて言及はない。
興味深いのは3.4 Beta3のBugリストにBug #2006497 “unsupported configuration in virsh command” : Bugs : MAASというのがあり、このページには以下のようなコメントがある。
Virsh is "soft-deprecated" since MAAS 3.1, with the advice to use LXD for VM hosting.
MAAS 3.1から"soft-deprecated"だったのか・・・・・・・そんなことどこかに書いてあったっけ?
このコメントにはLXDをVMホストとして使うことをおすすめされているが、個人的にもそうするのが良いと思っている。 LXDはコンテナオンリーなのでは?って思うかもしれないが、なんとLXD 4系からVMにも対応していたのだった。
またLXDのフロントエンドであるlxcコマンドもよくできていて、ドキュメントも充実しているのでLXDで困ることは少ないと思う。 しかしながら、LXDクラスタを組まないとライブマイグレーションができないのは罠かもしれない。